終戦のエンペラー

監督は、ピーター・ウェーバーさん
出演は、トミー・リー・ジョーンズさん
公開は、2013年7月
評価のわかれる映画でしょう
アメリカでは大コケ
日本ではそれなりのヒット
日本に好意的ではあります

 中々日本映画では作りづらい天皇の戦争責任
戦争を終結したの1点から天皇は極東軍事裁判を免れる
やはりアメリカから見ればそれは理解できないはず
開戦に至ったことや挑戦や中国への進出などについては全く触れていない
まぁ今の日本で天皇に戦争責任ありなどという映画は作れるはずもないだろうし
勝者と敗者の関係、統治者と被統治者の関係から言っても、占領政策がうまくいったのは間違いがないことだし
ただ、当時に日本が行った様々な行動を統治者である天皇が知らなかったはずがないことはまぎれもない事実である
ただ、枢軸国と言われたドイツのヒトラーやイタリアのムッソリーニが、ある意味成り上がりの統治者であったのに対して、天皇はエンペラーと呼ばれる脈々と続く統治者であったことが、戦争責任と言う問題を複雑にしているのだとも思われる