黒部の太陽

監督は、熊井啓さん
出演は、三船敏郎さん、石原裕次郎さん
公開は、1968年2月
なんと3時間を超える長編
一部と二部に分かれています
三船プロと石原プロの合作

 関西電力の全面的バックアップということでチケットまで面倒をみてくれたそうで大ヒットしています
今見ても結構迫力のある映像で十分にお金をかけた映画なのがわかります
たしか小学校の頃に大変に話題になっていたのをうっすらと覚えています
黒四ダムといえば高度成長と日本の技術力の証
当時は日本の誇りでした
当時俳優さんが映画会社の縛りから逃げるためにプロダクション設立がブーム
それでもそのようにプロダクションを設立できるのは大物中の大物だけ
三船プロに石原プロ、勝プロと設立されたけれど石原プロを除くとみなさん失敗
やはり俳優とプロデューサーは別物
映画の出来とは関係ないですが思ってしまう
それと今ならこんなダム建設は反対運動にあって出来ない
あの頃は自然なんかにかまう風潮なんてなかった
豊かになって製品があふれる
それが繁栄というものだったから
一概に今の中国を批判するのはお門違いかもしれない