砂漠の鬼将軍

監督は、ヘンリー・ハサウェイ
出演は、ジェームズ・メイソン

公開は、1952年7月
ロンメル将軍は、日本で言えば山本五十六長官のような存在かな
少し違うような気もするけれど
でも悲劇の元帥であることは間違いありません

この題名につられ、戦闘シーン満載の戦争映画と思って録画
しかし全然違うんです
戦闘シーンはあるけれど、なぜロンメル将軍は消えたかに主眼が置かれてます
戦死となってますが、本当はもっと違ったのではないか
ヒトラー暗殺計画に参加したのは間違いない事実
そのため連合国側からも人気があるドイツの軍人
でも参加した真意は
本当に戦争終結のため
それとも自分の作戦が取り入れられない軍人としてのプライド
自分の作戦通りならまだ一泡吹かせることができる
そして和平工作へもありだったのでは
この映画を見るとそんなことも勘ぐってしまう
しかし第二次世界大戦
ドイツやイタリアは独裁者、カリスマに引っ張られて戦争に突き進んで行った
でも日本にはそんな人はいなかった
組織で戦争に進んでいった
この方が怖いような気がします
誰も責任を感じないから