白ナイル

作者は、アラン・ムアヘッド
出版は、筑摩書房です
1970年の出版ですので二段組み
老眼にはキツイです

探検ものと思って読んだのですがいろいろと考えさせられました
ナイルの源流を調査すると言いながら、そこには植民地政策も
イギリス、ドイツ、フランスの争い
そして宗教の布教活動
キリスト教イスラム教
カトリックプロテスタント
奴隷商人と奴隷反対運動
西洋思考の押し付け
それでもしたたかに交渉する人々
西洋人にとって未開の地でそこに住む人には普通の生活圏
1800年代ですからほんの少し前