夕陽のギャングたち

監督は、セルジオ・レオーネ
出演は、ジェームズ・コバーンロッド・スタイガー
公開は、1972年4月
マカロニ・ウェスタンの一作
レオーネ監督ですから
でもなんか痛快じゃないんです

回想場面のアイルランドの場面
服装なんかも小ぎれいで70年代で十分通用する画面
ところがメキシコ革命時代の場面になると一気にみすぼらしく、これいつの時代
ラスト・サムライ」の服装の違和感に近いんです
また音楽が摩訶不思議
フランス映画風と言いますか、全然ウェスタンじゃないんです
ただストーリーとしては面白くて、何やら革命の世界へ連れ出されたスタイガーさんが滑稽
それが笑いとなって暗い処刑場面とかを忘れさせてくれます
もともとマカロニ・ウェスタンって不思議な世界なんですが、この作品はその中でも最も不思議な部類では
ほんと残念なのは痛快じゃないことです