あーだにえーなも中村

作者は、横地清さん
出版は、文芸社です
中々いいねえ中村って感じですかね
名古屋弁です、とある方の汚い名古屋弁とは少し違って京都弁のようなやわらかさです
名古屋駅の西側が中村区、いやいや東も堀川端までは中村区
でも西側がいいんです

豊臣秀吉の出生地ですと言われてますので関連の地名も多いですが、どうやら後でつけたもの
徳川の時代には不遇の地です
職場がある所ですので結構歩き回りました
昔の中村遊郭もあったところでソープ街もあります
古い遊郭の建物はだいぶ減りましたが残っています
なぜか老人介護の施設になっているところもあります
狭い路地も残っていてそこから見る名古屋駅の高層ビルはとても美しいです
本当にこの地で働けてよかったと思ってます
横地さんは中村区の誇る郷土史家で多数の著作があります
考証をしっかりなさる方で仕事ではその著作に大変お世話になっております
日本史を専攻しながら資料が読めない
古文書なんてさっぱり
でもやっぱりこういう本を読むのが好きなんです