ねじめ正一の商店街本気グルメ

作者は、ねじめ正一さん
出版は、廣済堂出版です
ねじめさんは直木賞も受賞しているので小説家だと思っていたのですが、本当は詩人だったんですね
乾物屋の息子さんで民芸品店のご主人
そしてこれは食べもんに関するエッセイ

グルメという題がついてますが、今はやりのグルメじゃないです
好きだったもの、好きなものを書いている
それがたまたま食べ物だっただけという感じです
バン様をそうですが懐かしいんです
自分の食べたきたものが
おふくろの味とかいいますが、自分でつくれるわけもなし
おふくろが死んでしまえばそれまで
もっと昔なら姑さんから嫁が味を引き継ぐこともあったかもしれませが、親と同居の我が家でもキッチンは別々
たまにばあちゃんが作ったものを持ってくるが、それを真似して作ることもない
確かに高野豆腐とお稲荷さんはおふくろのがうまいと思う
でも嫁さんにとってはとてつもない薄味
昔作ってくれたものでで最近作らないのは棒鱈に山椒昆布
たまに食べたくなるけど面倒くさいみたい
料理じゃないけど飲みたくなるのがプラッシー
修ちゃんとこへ行くと必ず飲めた
確かお米屋さんが配達してくれたオレンジジュースで果肉が入っていた
などなそ食を懐かしむと一晩話ができそうな気がします