ホテル・ニューハンプシャー 上・下

作者は、J・アーヴィング
出版は、新潮社です
『サラバ』に登場するので読み始めました
最初は何やら面倒くさそうな小説と思ったのですが
少し時代を感じさせますが、やはり名作です

ゲイ、レイプに近親相姦、自殺
アメリカの闇では片付かない
それが一家に襲いかかります
上巻のラストの飛行機事故は衝撃でした
妹のレイプより
そして妹の自殺
ずっと暗い世界が続いていく
ラストは確かに光がさします
でも全体を覆う重苦しさ
それでも読み続けます