何様

作者は、朝井リョウさん
出版は、新潮社です
『何者』にはぶっ飛びました
子どもたちのよくいうネット上の知り合いを友人と思い込む今の社会
その世界の危うさを見事に表した作品
こちらは『何様』
表紙も似てるから紛らわしい

こちらは短編集
1話目で涙
こんな高校生活送りたかった願望がまた頭をもたげる
そのあとの作品は社会人の苦悩の世界
若いのにようここまで書けるなというのが正直な感想
みんなが実に悩んでるんです
それも誰しもが共感できる姿で
どうしていいかわからない自分の姿
おじさんでもとーくわかります
最近ちょっといやらしい場面などもアクセントで作品に入れてはる
でもその辺はやっぱりちょっとこなれてない感じ
でもそんなもの吹っ飛ばすキラメキ感
やっぱりすごい才能の持ち主のお方です