四十八歳の抵抗

作者は、石川達三さん
出版は、新潮社です
何やら身につまされるお話し
定年が50の時代の48歳
定年が60の時代の58歳

そこそこの地位と家庭
現実とそこからの逃避
思い通りにならない家庭
そんな時に出現したもう一つの世界
一歩足を踏み入れると今までとは全く違う世界が開ける
このままこの世界でと思うと、この世界も思い通りにはならない
結局戻っていくのは今までの世界
あー、これが普通の人が過ごす普通の世界
違う世界なんてものは現実にはないもの