マリリン・モンローの最期を知る男

作者は、ミッシェル・シュネデール
出版は、河出書房新社
モンローさんの最期の精神科医
最後に会った人物であり、最初に発見した人物

二人の関係は精神科医と患者との関係に思えない
ここまで深入りしているのだから
患者とベッタリでカウンセリングができるとは考えられない
それと書かれているモンローさんの姿
薬とお酒、それにセックス
ジュディ・ガーランドさんの例にもあるように昔の映画俳優は酷使され、それに負けないよう薬を盛られる
働け、働け
そして本人は体も心も壊していく
そんな姿をモンローさんにも見てしまう
ケネディ大統領をはじめ多くの人とのセックス
これもある意味依存症
そして監督さんに演技をと言われお乳を出したら、そんなことはしなくてもいいと言われたエピソード
すごくかわいそうで憐れ
マリリ・モンローとノーマ・ジーンの間で揺れ動いた女性の物語です