二十五年後の読書

作者は、乙川優三郎さん
出版は、新潮社です
凄くかっちりとした恋愛小説
題名につられて読み始めたのですが、こういう作品を読むのは久しぶり
力がいりました

主人公はバン様ぐらいの年齢の女性
バリバリ仕事をし、独身
そして現れる三人の男性
再会した元の彼氏とかみなさんおしゃれな生き方
それがこの小説を現実から離れたものにしている
最近の小説など、実体験に近いものが多くてフィクションでなくなってる
それに慣れた人が読むと現実感がなさ過ぎて混乱してしまうかも
いや読むのをやめるかも
でも小説って本当はこういうものなんですよ

もひとつ、フィクションでありながら、この小説に出てくるカクテル、自分で作って飲みたくなりますょ。