震える牛

作者は、相場英雄さん
出版は、小学館です
WOWOWで観たドラマの『不発弾』があまりに面白かった
久々の椎名桔平さんの雄姿も観れた
原田知世さんは昔のままの透明感だった

で原作の相場英雄さんの本を図書館で探した
けっこう書いてみえるみたいでどれを読もうかと思って迷ってしまった
買うときは帯とか参考にするけど図書館だとついてない場合もある
この本に帯はついていなかった
でもこの題名に何やら覚えがある
まあ借りるのはタダだからと借りてみる
『不発弾』はバブルで踊ったその後の世界を暗い闇の世界として描いてた
こちらは大手ショッピングセンターを運営する会社と殺人事件、そこへBSEがからんでくる
面白い
そして最後は正義が勝ち、悪が負けるのかと思えば、組織の力でそうはならない
実直に事件を追い、あと少しまで追い詰めた警部補
そこに上司は立ちはだかっていた