ジェノサイドの丘 ルワンダ虐殺の隠された真実

作者は、フィリップ・ゴーレイヴィッチ
出版は、WAVE出版
やはりこれぐらいの本だと通勤途中で読むと2週間はかかります
重い

ホテル・ルワンダ』でも描かれたルワンダの虐殺
同じ国に住む異なる民族
植民地の時代から支配者は異なる民族を対立させることで支配体制を強化する
相手を弱体化するにはこれが1番
大体組織の弱体化なんて内部での対立や組織の分断
そんな植民地が独立しても対立は残ったまま
なまじ独立するから他国は干渉できない
そして起こる大虐殺
ジェノサイド、民族抹殺とでもいうのでしょうか
支配体制の変更による抹殺者の処分
私は悪くない、命令だから
命令をきかなければ私が殺された
そして体制が変わった中でまた命令に従う
いろいろと考えさせられた、なかなか読み進まなかった
8月のこの暑い時期だから、読んでよかったと思う