家へ帰ろう

監督は、パブロ・ソラレス
出演は、ミゲル・アンヘル・ソラ、オルガ・ボラズ
公開は、2018年12月
ある爺さんのアルゼンチンからポーランドへの旅
ひねくれ者なのにかわいらしい爺さんの過去
興味深いのはスペインとアルゼンチンの製作

スペインは第二次世界大戦中はナチス寄り
アルゼンチンは多くのナチス幹部が逃亡した地
その二国が製作してる
主人公はユダヤ
旅の目的は終戦時に助けてもらった友人に服を届けるため
アルゼンチンからスペイン、パリ、そしてドイツからポーランド
それぞれの地で素敵な出会いがありピンチを脱出
このあたりコメディータッチなのに一本の芯は通っている
大仰に戦争の悲惨さやナチスユダヤ人虐殺を描いていない
でもフラッシュバックで蘇える場面
そしてドイツ人の女性に語る話
そして、聞いた話ではない、この目で見たものだと告げる老人
こういう風に語る人を大切にしないと
日本の政治家は日本人が行った蛮行を話されるとうそだと言って否定する
そろそろこれは改めないと