阿片茶

作者は、ビアンカ・タム
出版は、集英社
運のいい人っているんですね
でもなあ、この生き方は

勝手な思い込みかもしれないけどイタリアの方ってこんな感じなんでしょうか
貴族の出で、中国人将校と結婚
中国に渡り、夫の不貞に激怒し家を出る
しかしながら十分に彼女も不貞
日本のスパイと働き、戦後死刑になるところを恩赦で釈放
ヨーロッパに戻り、クリスチャンディオールのところで活躍
波乱万丈の人生
でも本に中に出てくる弁解が鼻につく
利用できるものは何でも利用するしたたかさ
ひょっとして運がいいというより人たらし
全くか弱き女性の不幸な物語ではありません