グリーン・ブック

監督は、ピーター・ファレリー
出演は、ヴィゴ・モーテンセンマハーシャラ・アリ
公開は、2019年3月
黒人差別を描いた映画でアカデミー賞作品賞
描かないとなくならないのか

日本だと部落差別がありました
過去形で書くと怒られるかもしれませんが、今は人権差別ということでもっと広い意味で取り組んでみえます
やってることは正しかったのに、利権があり、また暴力的ということもあり怖いもの危ないものと見られて徐々に賛同を失ってしまいました
このあたりは非情に残念なことです
大阪で育ったので小学校では道徳の授業ではこの問題に多くの時間が割かれていました
違う違う映画の話です
黒人の有名ミュージシャンが南部の演奏旅行出るお話
まだまだ人種差別の残る時代
と言ってもケネディ大統領の時代ですので60年代
60年前の時代です
危ない地域への演奏旅行ということで運転手を雇う
明らかに用心棒兼任です
選ばれたのはイタリア系の白人
家の修理にやって来た黒人職人の使ったグラスをゴミ箱に捨てるような人物
そこは映画ですので、一緒に旅するうちに彼の受ける差別を目にして、どんどん変わっていきます
そして最後は彼の家のクリスマスパーティーでジエンド
見せつけないと差別はなくならない、忘れ去られてしまう
でも忘れ去られてなくなるのならそれで良しではなどと考えるのは間違っているのでしょうか
「ER」の幸薄い看護師サムを演じた女優が運転手さんの奥さん、「GLEE」の校長先生がミュージシャンの執事の役で登場してます
これは懐かしかった