アイアン・スカイ

監督は、ティモ・ヴォレンソラ
出演は、ユリア・ディーツェゲッツ・オットー
公開は、2012年9月
最初はバカバカしい映画だなと思った
ナチの残党が月の裏側にいて、地球侵略を狙っている
えー、でしょう

1945年に月に逃げて、そこで暮らす
どう考えても現実ではありえない話
いくらV2ロケットを作った国でも月までは
しかし観てくうちに考えが変わってきた
おバカだけではないんです
確かにナチは登場する
それを敵として各国が攻撃を仕掛ける
無事撃退してめでたしめでたし
ところが協力した国同士が戦い始める
アメリカはすでに月を支配している
世界のリーダーを自認するアメリカを痛烈に批判する映画
制作にドイツも関わっている
タブーのナチを登場させながら、アメリカに自制をうながす
そんな映画かもしれません