東京裁判

監督は、小林正樹さん
公開は、1983年6月です
極東軍事裁判ドキュメンタリー映画
やはりこういう映画はちゃんと見ておかないと

知らないことがあった驚きました
椅子が28しかないから被告人は28名
誰かを追加すると誰かが抜ける
この事実を知っただけでこの裁判の異様さが分かります
そして天皇の戦争責任はないとするお墨付きを与えるための裁判だということ
GHQもアメリカ本国も天皇の戦争責任を追及するつもりはなかった
そのため被告人たちは天皇に戦争責任はないという主張を行う
そして天皇を被告とはしないことを決定
出来レースってやつです
そしてインドのパール判事の意見書の誤解釈
ちゃんと映画でも語られていますが、彼は裁判の在り方が間違っているので被告人は無罪としただけで、日本に戦争責任はないとは言っていない
これはちゃんと理解しとかなあかんと思います
確かに勝者が敗者を裁く裁判
不合理なことが多々あった裁判であることは間違いない
でも映画にも出てくる様々な記録や証拠が戦争の責任をあぶりだしてます
多くの残虐な行為があったのも事実
ちゃんとそれを反省して戦争の悲惨さを語らないとと思います
原爆投下だって残虐行為ですよ
ちゃんと弁護団が言ってます
勝者はそれがわかってないのも事実