監督は、大林宣彦さん
出演は、南原清隆さん、永作博美さん
公開は、２００８年１１月です
これぞ大林作品
やはり優しさに包まれています
暗くなりがちな余命短い人の物語
それなのに大林さんにかかればすべての人の応援物語に変身
等身大を演じる南原清隆さん
ふと見せる闘病の悲しさが素晴らしい永作博美さん
そして二人を包み込む家族や会社の人たち
永作さんだけでなく同じ境遇の筧利夫さん演じる男性
こちらにも何１０年ぶりに再会した友人が優しく包み込んでくれる
こんなに優しい映画を観るのは久しぶりのような気がします
原作は重松清さんですが、この人の作品も好きです
映画化された『泣くな赤鬼』『恋妻家宮本』と観ましたがどちらも素晴らしい
『恋妻家宮本』は原作を映画鑑賞後に読ませていただきました
この作家と大林さんが組めば素晴らしい映画ができるのは当たり前
大きな声ではなくて、小さな声で頑張ろうと言いたくなる映画でした
