カルメン故郷の帰る

監督は、木下惠介さん
出演は、高峰秀子さん、小林トシ子さん
公開は、1951年3月
刻さん初総天然色映画だそうです
なかなか目にキツイ色です

きっとカラー映画を強調するためでしょうか
主人公お二人の服の色に口紅と刺激的です
次に目が行くのは浅間山ろくの風景
確かオートバイのレースも行われたはずですので、やたらとだっだぴろい景色
その次は、お二人が乗る電車
草軽電気鉄道というのだそうですが軽便鉄道と言われるもの
小さい電気機関車が客車と無蓋車を引っ張っている
鉄ちゃんのバン様は釘付けです
じゃあ、映画はどうだったのと尋ねられるとうーん
たぶんドタバタ喜劇なんでしょうが今一歩
なまじ小学校などを舞台にしたからか喜劇になり切れない
校庭で運動会の練習をする子どもたちに運動会風景
ほのぼの感は溢れているのに、そこに大人の世界が持ち込まれる
モノクロ映画に放り込まれたカラー映画って感じの違和感
アンバランスなんですね