リデンプション・デイ 償いの日

監督は、ヒシャム・ハッジ
出演は、ゲイリー・ドゥーダン、セリンダ・スワン
日本では、劇場未公開
いやー、実に盛り上がりに欠ける映画
悪いのはあんたたちでしょうと叫びたくなる

戦争で心に傷を負った戦士が、拉致された妻の救出に向かう
こりゃよくある話ですわ
でも考えると罠だったとはいえ、国境を超えたのは事実
それなのに狂ったように人を殺して救出劇を演じる
その上、罠をかけたのはこちら側のおいる企業
利権の確保のために打った大芝
主人公も妻も利用されただけ
それを言うな拉致した側も利用されただけ
得をしたのは大企業のみなさん
主人公と妻はそれでもアメリカのヒーロー
反対にテロ組織と扱われた誘拐犯たちは無駄死に
ISとの関係までも疑われている
最近多い敵役は悪のイスラム組織
古くはインディアン、その後の共産主義
そして今やイスラム教徒
そろそろこのパターンは止めてほしいです
どうも後味の悪い映画でした