喪失の国、日本 インド・エリート・ビジネスマンの「日本体験記」

作者は、M・K・シャルマ
出版は、文藝春秋です
よくあると言えばよくある外国からやってきた人の日本人論
この手の本は結構似たり寄ったりなのですが、なぜか読んでしまいます
相手が感じるカルチャーショックは、アッと思うものもあれば全然気づかないのもありますから

確かに日本とインドなら違いすぎます
こちらからインドに行ってもショックは大きいのだから、向こうからやってきても一緒
そして自分たちの行った戦争について日本人は日本人としてちゃんと総括していないと
これなどとっても厳しいお言葉です
極東軍事裁判でインドの判事は日本を認めてくれたも大きな誤解
誰も日本の行った行為を肯定してるのではない、ただ裁判のやり方がおかしいと言っただけ
いやいや
インドにたくさんのイスラム教徒がいるのも知らなかった
ヒンズー教徒がインド、イスラム教徒はパキスタンもステレオタイプ
いろいろ考えさせられる本です