俺たちを跨ぐな! わしらは怪しい雑魚釣り隊

作者は、椎名誠さん
出版は、小学館です
いつもの椎名さんの文章で、いつもの雑魚釣り隊
だんだん連載の減ってる椎名さん
パターン化されてますが安心感

でも新鮮味がなくなってるのも確かです
仲のいい仲間とワイワイ騒ぎ、それぞれが作家や弁護士に
そして自分をさらけ出すことで時流に乗りながらやってきた椎名さん
何度も言ってますが、昔のお友達がこういうお話に出てこないのが寂しい
今回は木村さんが登場しますが、沢野さんや野田さんは最近全然登場しません
なんでかなと不思議に思う今日この頃
若気の至りの時代の躍動感が消えて、いいおじいちゃん
確かに人間の成長としてはありなんですが、やはり椎名さんには昔の仲間とワイワイ言ってほしい
そんなら読むなと言われそうですが、それを期待してるから読んでしまう
ワクワクそしてオーっ想いながら読んでいた初期作品
文体を真似して喜んでいた時代
変わってしまった自分がいるから椎名さんには変わってほしくなかった
『俺たちの旅』の中村雅俊さんに懐いた憧れとあい通じる
うーん、自分が年取ったっていうことか
周りにこの本のように若者はついてきてないし