満州の土建王 榊谷仙次郎 土建国家『満州国』の深層

作者は、岡田裕和さん
出版は、潮書房光人社
確かに日本の傀儡国家
それとは関係なく夢を求めて渡った日本人たち
責められることはないのかも

確かに読むとこの考えはと思う時もあります
でもそれは当時の日本人がみな信じていた考え
国のプロパガンダがここまで浸透していたと言えばそれまで
しかし、榊谷さんはちゃんと現地の人たちを使って土木工事を行っている
十分な賃金を払えばちゃんと働くことも知っている
そして世話になった満鉄にはちゃんと仁義をきっている
ある意味まともな日本人
戦争は熱病
かかってしまうと考えられなくなってしまう
こんな筋を通す人でもそれに気づかない