めぐりあう時間たち

監督は、スティーブン・ダルドリー
出演は、ニコール・キッドマンジュリアン・ムーアメリル・ストリープ
公開は、2003年5月
3つの物語が時と場面を入れ替えながら展開
そのために難解

 まずはヴァージニア・ウルフの『ダロウェイ夫人』が映画の幹です
それを書いたときのヴァージニア・ウルフの物語
その小説の物語
その小説で母に捨てられた少年のその後の物語
頭が混乱状態に
混乱しながらもうええ加減にしてとは思わず見続ける
初めはニコール・キッドマンがわからない
でもあの人を見つめる独特の表情で気づく
延々と続く重苦しさ
ロサンゼルスで太陽が降り注いでいるのに全然あったかくない
絶対受け付けないはずなのに最後まで見通した
ということは、なかなかの映画なんですよね