やぶれかぶれ青春期・大阪万博奮闘記

作者は、小松左京さん
出版は、新潮社です
万博奮闘記が読みたかったんですが、青春記の方が知らない世界で面白い
小松左京さんてこういう人だったんですね

SF作家のイメージしかなく作家のイメージと全然違う
やはりこの年代の人たちの戦争に対する考え方は貴重
そういう人たちがいなくなっている危機感
多感な時代に出会ってしまった戦争
教師の豹変ぶりなどあるあるの世界
そんな世界を見せられればどう生きるかがわかってくる
万博は小学生の頃
オリンピックが競うだったのに調和がテーマ
太陽の塔の地下部分は小松さんのプロデュースなんだと感心したり
本当に生で触れた世界の最初が万博
月の石を見るために何時間も並んだあの日
その実現にはこんなに苦労があったとは
展示を見るのはもちろん、何かに触れることの大切さ
また、大阪で万博が開かれるそうだが今度は何に出会えるのか
愛知万博って何度か行ったけど印象に残ってない
年取っただけか