東京近江寮食堂

作者は、渡辺淳子さん
出版は、光文社です
ジャケ読みです
表紙に食堂の絵が何とも言えず
大学時代に寮にいたものですから

滋賀県からの旅行者用の宿泊施設が舞台です
一時愛用していた東京さぬき倶楽部もそうでした
地方からの東京旅行
県民のための宿泊施設
トイレも共同だったりして今の時代にはつらい面もありますが、昭和を感じる心地よさがあります
お話自体はダメ旦那の話
その旦那に逃げられた女性と近江寮管理人のおばさん二人が主人公
宿泊者まで巻き込んで様々なストーリーが展開されます
そのためか詰め込みすぎの印象も
そしてラストもはしょりすぎ
面白いのに消化不良感があります