フィラデルフィア

監督は、ジョナサン・デミ
出演は、トム・ハンクスデンゼル・ワシントン
公開は、1994年4月
さすがに主演お二人とも若い
そして20年以上第一線で活躍してみえるだけはあります

エイズ感染で不当解雇されたと事務所を訴える弁護士
それに手を貸す弁護士
このお二人が主人公
エイズ自体は治療法のめどが立ったのか依然ほど亡くなる人がいないような気がする
治療法がわからないことが病気に対する恐怖
周りの人は感染するかどうかが恐怖
感染しても治す方法がわかっていれば恐怖は半減
今のコロナウィルスの大騒ぎも治療法がわからないのが一番大きい原因
もひとつはゲイに対する偏見
しかしこれは絶対になくならないはず
だって原因は嫌悪感だから
これが一番厄介なもの
だって理由がないのだから
アメリカでの黒人差別だってそう
頭ではわかっても感情がそれを阻止する
ヨーロッパの方がこの感情が少ないような気がする
でもそれを題材にちゃんと映画で訴える人がいる
そこがアメリカの不思議なところ
そして日本人にはなかなか理解できないところ