あなたの名前を呼べたなら

監督は、ロヘナ・ゲラ
出演は、ティロマタ・ショーム、ヴィヴェーグ・ゴーンバル
公開は、2019年8月
インド映画らしくなくダンスシーンは1回限り
純愛です

インドと言えば身分制度
人権とと声高に叫ばれる現代でも歴然と存在
なぜか声高に撤廃を求めない
それは置いときます
大金持ちの御曹司とメイドとの恋
アジアを旅行すると中国系のお金持ちがメイドさんを連れて旅行に来ている
ご夫婦は二人で楽しみ、子どもはメイドさんが面倒を見ている
そういう場面を見るとなくてはならない職業かとも
決して恵まれた環境の人がする仕事でないことは映画からも見て取れる
そんな二人が恋に落ちそうになる
でもインド社会では認められぬ恋
自分の立場をわきまえた彼女はいつもご主人様と呼んでいる
ラストで初めて名前で呼ぶのですが、そこで映画も終了
この後どうなったのだろう
アメリカへ一緒に行くのだろうか
それとも彼女はインドに残り、デザイナーの道を歩むのだろうか
続編が見てみたい気もします
奥ゆかしいティロマタ・ショームさんのファンになりました
こういう意見が差別意識だとおっしゃる方もみえますが