愛と悲しみの果て

監督は、シドニー・ポラック
出演は、メリル・ストリープロバート・レッドフォード
公開は、1986年3月
帰ってこないと思ったんですよ
やっぱりね

なかなか評価しにくい映画です
舞台はアフリカ
結婚は主人公のお金が目当て
酪農と言いながら始めた事業はコーヒー農園
それなのに旦那は狩りに出かけ、事業は顧みない
そこな中で出会う一人の男性
彼は自由に生き、彼女のことを愛するも束縛はされたくない
そんな二人の恋愛物語とこの映画をみるのか
それとも彼女の事業と慈善活動の映画とみるのか
こちらの面も色濃いのは確か
農園のために水を引き、地元の人たちを雇い交流する
子どもたちのためには学校を作り、言葉を教える
最後には彼も農園も失ってしまうのですが、ラストに向けての別れの場面は彼との思い出よりも、雇った人たちや最初は拒絶されたサロンの人たちとの別れが画面いっぱいに広がっている
それを考えると一人の女性の物語
そこには恋愛もあったと思えば納得できるような気もします
アフリカの風景映像が素晴らしい映画でもあります