ヤング・アダルト・ニューヨーク

監督は、ノア・バームバック
出演は、ベン・スティラーナオミ・ワッツ
公開は、2016年7月
若者との才能勝負
やはり古い価値観は負けてしまう

まあ現実の社会ではよくあること
組織とか価値観が変われば、どうしても古い価値観の人は取り残されていく
この映画で取り上げたドキュメンタリーでもそう
古い価値観のベン・スティラー演じる映像作家は若者の作り上げた映画はドキュメンタリーではないと言い切る
でも若者はそもそもドキュメンタリーとは思っていない
ドキュメンタリーを題材にしたフィクションであると思っている
そして若者の映画は絶賛され、これは嘘だと暴き騒ぎ立てた映像作家は無視される
これが現実の世界
バン様などの職場もこの10年ほどで大きく変化した
競争や効率主義はありえないと思っていたのにどんどん入ってきた
静かに本を読む場所でもなくなった
そう思って就職したのでどうしたらいいのかわからなくなった
ある意味ギリギリの時期に退職したのかもしれない