監督は、黒澤明さん
出演は、三船敏郎さん、仲代達也さん
公開は、1962年1月
いやー、見ず知らずの人のための人助け
日本人って素晴らしい
おそらく生活にも困っている浪人生活
腕は立つのに仕官はしていない
いや、できないの
鞘のない刀と称される人物
そんな人物が若者を助けて藩を救う
目的はこれを機会に仕官するためかなどと思ってしまう
ところがどっこい彼は去って行ってしまう
じゃあ、何で助けたのだろう
若者に共感したから、それともおせっかい
それぐらいで自分の命を懸けてまで人助けをするのだろうか
それはドライな現代人の考え方
困っている人がいたら助けるのが当たり前だった時代
そんな時代に作られた映画に理屈はいらないのでは
情ってやつですかね
でもラストの三船敏郎さんと仲代達也さんの一騎討ちのシーン
うーん、あの噴き出す血は余分では
静かにばったりと倒れてほしい気がします