おれのおばさん

作者は、佐川光晴さん
出版は、集英社です
突然に襲われた不幸
それも中学2年生が
などと大げさに言ってもなあ

おぼさんのキャラは抜群
だって北大の医学部に進みながら演劇をやるために退学
そして恋に落ち結婚するも旦那の浮気で破綻
その後は児童施設を切り盛りしてる
主人公はこの女性の妹の子ども
父親が横領では逮捕されて、この施設に預けられることになる
よくある話と言えばよくある話
正直に言いましょう、浅い
頁数も192
これではいかにも短い
ひと夏の体験みたいな感じで終わってしまう
バン様が思い出しても多感な時代への入口の頃
こんなに単純にいろんなことを受け入れることができるのだろうか
本当にこれでは小説の世界
期待して読んだんですよ
西加奈子さんの『漁港の肉子ちゃん』のように
全然違いました
残念の一言