あしたのこころだ 小沢昭一的風景を巡る

作者は、三田完さん
出版は、文藝春秋です
この前読んだ加藤武さんとフランキー堺さんや仲谷昇さんとは同級生
俳優さんのイメージはバン様の中では希薄

思いつくのは得体のしれない人
確かに役者時代の得体のしれない中国人役は覚えている
バリバリの主役を演じる役者さんではない
後は文筆業にラジオのパーソナリティ
俳人としても活躍なさったそうですがバン様は詩とか俳句は苦手
芸能史の研究でも有名
これなんかは興味津々の分野
それとしても正体が不明
ものすごくこのお方を信奉する方も多いですが、それは付き合って初めてわかるものなのでしょうか
この本も作者は小沢昭一さんを必死で語っています
でも伝わってこない
エピソードも語られるのですが何かしっくりこない
じゃあ何で読んだのと聞かれたら表紙かな
矢吹申彦さんの手によるもの
表紙の小沢昭一さんの絵が覚えている小沢昭一さんそのもの
つい気になってしまう表紙
たまにはそれにつられて読んでみるのもいいかと