ヘアスプレー

監督は、アダム・シャンクマン
出演は、ニッキー・ブロンスキー、ジョン・トラボルタ
公開は、2007年10月
黒人問題を扱ったミュージカルの秀作
この映画もダンスと音楽を楽しみながらアメリカの闇について考えるような映画

ジョン・トラボルタさんの変身ぶりが笑いを誘うのに大真面目な内容
そしてミュージカル好きのクリストファー・ウォーケンさんがいい味出してます
時は1960年代のアメリ
テレビ番組のダンスショーに夢中の丸い女の子が主人公
もちろん黒人差別の時代で黒人が出演する月に1度のブラック・デーだけ
映画ではもっと露骨にニグロなる言葉が使われています
彼女はその黒人たちの音楽に魅了され、学校でも黒人たちと付き合い始める
自分の信じることをやるのがモットーの彼女に偏見などありはしない
しかしテレビ局はブラック・デーを廃止
反対に立ち上がる黒人たちに彼女も加わる
逃げ腰のジョン・トラボルタさん演じる母親に対してクリストファー・ウォーケンさん演じる父親は彼女を応援
いいですね、クリストファー・ウォーケンさん
もちろん最後には白人と黒人が手を取り合ってのダンスシーン
多分そんな簡単なことではなかったと思うのですが、ちゃんと向き合ってこういう映画を製作するアメリ
やっぱり応援したくなりますよ