監督は、森田芳光さん
出演は、松山ケンイチさん、瑛太さん
公開は、２０１２年３月です
監督森田芳光さんの遺作なんですが、鉄道ファンとしてはやりすぎ感が否めない
わざわざ登場人物の名前まで鉄道に引っ掛けなくても
最近でこそ鉄道ファンは世間に認知されて陽のあたる場所に出ましたけど、本来は日陰者の存在
つるんで活動はしないし、それほど人から注目されようとも思わない
それなのに陽があたるようになるとそれと真逆の人がにわかに出現
大体本当の鉄道ファンは人に迷惑をかけない
ある意味では厳しくしつけられた人が多くて鉄道廃線の日に現れても我先にと前に出て写真を撮ろうとはしない
後ろにいてその雰囲気をひとりでかみしめてる
いやそもそもそんな場所には行かない
それが鉄道ファンと思ってますのでこの映画はちょっとを通り越してやめてくださいの気分
それに役者さんのセリフ回しがあまりに不自然
元々どんな役でも松山ケンイチさんやピエール瀧さんのセリフはとても素人演技っぽい
伊武雅刀さんと松山ケンイチさんの掛け合いなど観てると勘弁してくれよと言いたくなる
鉄道ファンにとってこの映画は踏み絵みたいな映画じゃないですかね
映画の中でひっそりと登場する列車の走行シーンがいいんですよ
