監督は、イリヤ・ナイシュラー
出演は、ボブ・オデンカーク、コニー・ニールセン
公開は、２０２１年６月
冴えない人物が実は凄い人だった
こういう映画って大好きです
自分の変身願望を満たしてくれるのでしょうか
スーパーヒーローの日常はとっても普通の人
スーパーマンなんてこの典型のお話
この映画の主人公も工場の冴えない会計士
その工場も嫁さんの父親がやっている工場で、ある意味ではコネ入社のようなもの
毎日同じことを繰り返して１週間、１ヶ月、１年が過ぎていく
ある日家に盗みに入った泥棒を逃がしてしまい息子からは冷たい視線
多分この時期の少年は情けない父親なんて見たくもない
でもその時彼は全てを冷静に観察した上でとった行動だったんです
そしてある事件に巻き込まれたことで彼は本当の姿を現すんです
少年時代なら不良に憧れるのと一緒で、この歳になるとちょい悪おやじじゃないですがそんなものに憧れる
自分でない自分でありたいなどと
まあ実際には絶対なれっこないのですが夢や憧れなんですよね
それを映画の中で再現してくれればもう満足
いつかはさっそうと正義の味方で登場してみたいものだ
