大邱の夜、ソウルの夜

作者は、ソン・アラム
出版は、ころから
韓国の社会派コミックとでもいうのでしょうか
開き方が日本と逆でまずはこれにビックリ

そして翻訳はされているのですが看板などはハングルのまま
そのためとっても読みづらい
ずっと外国のコミックなんて読んでないのでこんな感じだったんですかね
それでも内容は濃い作品です
ふたりの女性の物語
『82年生まれのキム・ジヨン』なら小説や映画がありましたがあのよう作品
働く女性の葛藤を描いています
結婚して子ども抱えて働く女性と家を飛び出して働く女性
ふたりの出会いはソウルでの部屋探しを依頼したことから始まってます
読んでる限りはお互いに100%信頼しているのではなくて、頼れる人がいないから接点が生まれたという感じ
お互いの愚痴を話すことでその苦しみから解放してくれる便利な相手
それぐらい女性が働くのは難しいと訴えてるんですかね
ただちょっとそれが鼻につくのも事実
作家を目指す女性さんにはあなたぐらいの文章を書ける人は結構いるんですよ
仕事のために子どもにはインスタント食品を与える母親にはおやおや
などと厳しい意見を言ってしまいそうになってしまいます
男性だったら評価されたとか夫も家事を手伝えなどの意見もあるでしょう
でもねえが正直な感想
じゃあ変えていかないかんでしょう