ベルヴィル・コップ

監督は、ラシッド・ブシャール
出演は、オマール・シー、ルイス・ガスマン
日本では、劇場未公開
刑事ものはコンビが面白いが定説
でもこの作品はそれほどでもなし

パリにマイアミ、そしてアフリカを舞台にしての凸凹コンビの刑事もの
オープニングで漢字のタイトルが出てきたときにはちょっとビックリ
主人公の彼女が中国系だったり、パリの中華料理店が登場したりとひょっとして中国資本がいくらか入ってるのでしょうかね
まあお話はパリの戻ってきたマイアミで麻薬がらみの事件を追っていた友人が食事中に射殺
その友人の敵を討つために捜査に乗り出すなんてよくあるパターン
マイアミで彼に協力する刑事は小柄で小さいから見た目も本当に凸凹コンビ
絶対面白くなるはずなのになかなか面白くならない
ドタバタも結構盛り込まれてるのになぜか素直に笑えない
決闘シーンにもキレが全然ない
何で面白くないのだろうと観終えてから考えると主人公にピンチがないから
確かにクビにはなりかけるんだけど、手に汗握るような危ない場面が皆無なんです
だからいくらカッコよく事件を解決してもピンチがないから苦労感がなし
やっぱ映画ってメリハリが肝心ですよ