あっという間

作者は、南伸坊さん
出版は、春陽堂書店です
じいさんがじいさんの本を読む
実に心地よくて快感ですね

年齢でいえば一回り以上も上の南伸坊さんですが、実に納得の語り口
そういえば少し前に一回り以上も上のお方から同い年くらいかと思ったと言われました
確かにそのお方は確かにお年に比べて若々しい
うーん、思いながら鏡で自分の姿を見ると結構老けている
眼の下の袋も大きくなっている
昔は年より若く見えると言われたけれど今やそんなことは皆無
確かにショックではあるけれど何やらその老いた姿もうれしい
いやー、年輪を重ねたっていうやつですね
それなりに苦労もしたつもりだし、それにあわせて老けもした
股関節も痛ければ、膝もがくがく
それでいてそんな自分が誇らしい
そんな時にこんな本を読むとなぜかほのぼのしてうれしくなってしまう
それに活字が大きいのもうれしいですよ
年寄りがまだまだ現役などと大声張り上げて闊歩するのはいかがなものか
最近やたらと多い老人クレーマーはいかがなものか
安定した職場を若者に提供するために年寄りは引退しよう
言い過ぎですかね