ディナー・イン・アメリカ

監督は、アダム・レーマイヤー
出演は、エミリー・スケッグズ、カイル・ガルナー
公開は、2021年9月
最初はグロいなあと思って映画に入っていけなかったのですが
どのお家も家族関係って難しいですね

本当に最初はいじめとかが強烈で引いてしまった
この気持ち悪さだとひょっとして最後まで観続けるのは無理ではと弱気なる
出てくる家族の食卓風景も何やらギスギスしていて気分が悪くなる
そしてカイル・ガルナーさん演じるパンクバンドのリーダーの言動も痛い
よくぞここまでいろんなことに悪態をつけるもんだと別の意味では感心してしまう
こんな男がリーダーならバンドなんてうまくいくはずがない
でも不思議なことに冴えない女の子に出会ってから徐々に変わっていく
実は彼女は彼のバンドの大ファン
彼にファンレターとして自分で作った詩とエロい写真を送っているんですよは
ふたりで曲を作るところあたりからは画面から目が離せなくなる
やりたかったライブ
そこでも悪態をつき続けるリーダー
もちろんバンドのメンバーは彼には納得していない
悲劇的なエンディングと思わせて実は
彼の素性も実は
ちょっと仕掛けを楽しむのが心地よしでした