監督は、ファニー・リアタール、ジェレミー・トレイユ
出演は、アルセニ・バティリ、リナ・クードリ
公開は、２０２２年２月
ガガーリンという名の公営団地の取り壊しの物語
もちろんガガーリンとはあのソ連の宇宙飛行士ガガーリンからとられたもの
その取り壊しに反対する物語というので闘争ものなどと思って興味津々
ところがどっこい反対運動ってもんじゃなかったですね
本当に３人での闘いで表立って反対運動を繰り広げるってこともなし
主人公はただ取り壊されようとするこの団地に住み続けるだけ
ただ住み方が変わっていてこの団地を宇宙ステーションに見立てて住み続けるんですね
いくつも部屋の壁を壊して宇宙ステーションもどきを作り上げる
部屋の中では野菜の栽培から水の精製まで行ってしまう
そしてその部屋で宇宙ステーション内部の映像をネットで観てはご満悦
宇宙飛行士オタクのお兄ちゃんの究極の創造物って感じ
だからもちろんこの建物の運命は爆破しての取り壊し
その最後に日に彼はある行動をとるのですが、これも何やら理解不能の行動
うーん、彼のとった行動は何だったんだろう
究極のお宅映画などと言ったら怒られますかね
