選ばなかったみち

監督は、サリー・ポッター
出演は、ハビエル・バルデムエル・ファニング
公開は、2022年2月
認知症を扱った映画なんですが、こりゃ大変ですわが感想
困っちゃいますよ

これといったストーリーがあるわけでもなく淡々とした日常の描写
それでいて重くのしかかる父親との1日
病院に連れて行くにも一苦労
それなのに自分の仕事もあるのだから大変の一言
もちろんそんなことを父親は理解するはずもなく思い出の世界の中で生きている
仕事の合間での介護
予定通りに行くはずもない介護
結局彼女は仕事を失ってしまうのだからやりきれない気持ちにこっちもなってしまう
考えてみると昔からボケましたねえなんてのは言っていた気がするんですよね
あのじいさんボケたなあとか
それでも社会的には今ほど問題にならなかった気がするんですよ
じゃあなぜなの
考えても答えは浮かばないんですよ
ボケたら長生きせずに死んじゃったなんてのは残酷かな
この映画を観てるとこの先もこの状態は続くんですよ
彼女の精神状態が心配になっちゃいます