サラの鍵

監督は、ジル・パケ=ブランネール
出演は、クリスティン・スコット・トーマスメリュジーヌ・マヤンス
公開は、2011年12月
こんな悲しい話ってないですよね
戦争って悲惨だなあ

ユダヤ人の少女の物語なんですが、彼女を収容所に送ったのはナチスではないんですよね
彼女が住むのはナチスに占領されたフランス
占領下かもしれませんがフランス政府が彼女を収容所に送っているんです
彼女たちにいい気味だと言うフランス人たち
彼女はとっさの判断で弟をクローゼットに入れて連行から隠すんですが、これがとんでもない不幸を呼んでしまう
そしてその行動を両親からも責められる
やっと収容所から逃れ、家へ戻った彼女が見つけたのは…
自分を責め続けたであろう彼女
そして彼女の住んだアパート相続したジャーナリストが探し続ける彼女の足跡
一緒に働く若者は戦争中の犯罪は全てナチスがやったものだと思い込んでいる
このギャップも悲惨だなあ
そんなこんなの悲惨さ
こういうのを悲しくてやりきれないって言うのでしょうね