ルポ・収容所列島 ニッポンの精神医療を問う

著者は、風間直樹さん、井艸恵美さん、辻麻梨子さん
出版は、東洋経済です
恐ろしいなあ、どちらにしても
隔離か地域治療か

犯罪がおこるたびに精神鑑定が行われて、罪に問われず医療治療という名目で罪に問われない人がいます
前にも書きましたが、じゃあそんな危険な人が普通に生活してていいのかと思ったりします
その逆にこの本を読むと、普通の人が病院に入れられ隔離され、そして退院することもできない状況で何十年もいるかと思うとそれは虐待などと思ったりします
日本や韓国は世界的にみても自殺者の多い国
多分心療内科にかかる患者数は人口比で言えば多分欧米とは変わらないはず
日本なんて国はつい最近まで心の病はなまけ病などと思われてました
それが変わってきて診察を受けることが当たり前になってきています
でも本によるとケアの仕方が欧米とは全然違う
そして不当なまでの入院生活を強要し、満足な治療は受けさせてもらえないでいる
こりゃ恐ろしすぎますよ
そしてそんな業界が次に目をつけているのが認知症患者などと書かれるともしかして自分もなどと思ってしまう
『パーフェクト・ケア』なる映画を最近観ましたがあの世界が現実におこってるんですね
こりゃ、どうやって生きていけばいいのだろう
ボケる前に子どもに言い聞かせておこう