血と骨

監督は、崔洋一さん
出演は、ビートたけしさん、鈴木京香さん
公開は、2004年11月です
なんちゅうおっさんなんでしょうか
好き勝手とはこういうことを言うのでしょうか

朝鮮から日本渡る船の場面で始まり、エンディングで再登場
ビートたけしさんの若い頃を演じるのは伊藤淳史さん
このギャップにも驚きます
金を儲けること、女と遊ぶことが人生の2本柱の生活
外に女を作り、家族は顧みない
それどころか暴力をふるいまくる
一体何を信じて生きているのか
身体を壊し、女に金を持ち逃げされた時にはざまあみろと拍手喝采の気分
一文無しになって惨めな晩年と思ったら、そんなやわな男じゃありませんでした
ちゃんと高利貸しは続け、莫大な財産を築いていました
しかし最後にはそれを全て北朝鮮に貢いで帰国
夢の生活が待っていると思ったのでしょうか
何やら寂しげな家でベッドに横たわる姿
なんでうが一体この映画は何だったんでしょうか
ストーリーもあるようでないし、あふれかえる暴力シーン
夢の国でなかった北朝鮮を批判しているようにも思えないし
ただただ好き勝手に生きた男の一生を描いただけの作品なんですかね
共感も何もないしなあ