監督は、マイク・ミルズ
出演は、ホアキン・フェニックス、ギャビー・ホフマン
公開は、２０２２年４月
子役のウディ・ノーマンさんが素晴らしいのですが、それよりインタビューを受ける普通の子供たちが凄いんです
もちろんホアキン・フェニックスさんさんはあの『ジョーカー』とは全く違います
いらだち感は同じですが寛容さが今回はポイント
この歳の少年との共同生活で見事にそれを表現してますね
お話は旦那の介護のためにどうしてを家を離れなければならなくなった妹のために子ども預かることになった兄とその子どもとの共同生活の一部始終
兄と妹との間には母親の介護をめぐって確執があった模様
妹の旦那はどうも心の病に苦しんでいる様子
そして二人の結婚にあたっても兄と妹の間には確執があった様子
兄の仕事は全米各地を回って子どもたちに様々な質問をしてインタビューすること
もちろん仕事しなければならないから妹の子どもを連れて旅に出る
なかなかこの子が小憎らしい
大人びているのか大人を手玉に取るんですよ
それに振り回されながらだんだんと情が移っていく
まあそれだけならあと一歩の映画なんですが、子どもたちへのインタビューが実話
そして難解な質問に肩ひじを張ったり、取り繕ったりせずに正直に答える
その答えが秀逸でそれを観るだけで映画の魅力が何十倍にもなるんです
全然日本の子どもの回答とは違うような気がします
やっぱりアメリカって国は奥が深いなあ
