朝日新聞政治部

作者は、鮫島浩さん
出版は、講談社です
朝日新聞といえばリベラル派の新聞というのがバン様世代の思うところ
対局はサンケイ新聞か読売新聞ですかね

リベラルは何も反体制じゃないんですが、どうも反体制と誤解されているのが昨今
この本にも登場する安倍政権の宣伝の上手いところで、違う意見は反体制で一本化してしまう
それでも中国なんぞと違ってそういう意見が言えるのがまだましだと思ったりなんかしています
でもどうやら違うようですね
リベラルと言われる朝日新聞の中でも社内規制が行われているのですから
組織が大きくなれば権力闘争は当たり前
相手と違うというところを見せないと対立にならないし、誰かを生贄のようにしないと共感が得られない
公務員や大企業の給料が高すぎると言って庶民をあおるあの戦法などもどうしようもない戦略
まあこの作者があまりいい人と思えないのも事実
エリート意識が文章からプンプンするのも事実
それでもエリート記者の転落などと言ってしまうにはあまりに問題が多すぎる
物言える社会の大切さをもっともっと話してほしいものです
対中や対ロの危機感をあおってお金をなし崩しに使うのはダメじゃないですかね