ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男

監督は、トッド・ヘインズ
出演は、マーク・ラファロアン・ハサウェイ
公開は、2021年12月
巨大企業の不正と闘う弁護士さんが主人公
ただこういう不正は不正と思われていなかった時代があるんです

日本では公害と言って問題にされました
公害なんですよ、企業の犯罪であっても
同じような事件が水俣病だったりイタイイタイ病
事件を引き起こした会社は日本の高度成長を支える会社
水銀の垂れ流しなんて化学者なら絶対してはいけないことは気づいていたはず
でも無害化をしようと思えば莫大な費用がかかり、会社の利益を奪ってしまう
中で文句を言えなければ、働く人の多い街でも文句は言えない
そして罪のない人が病になり、死んでいく
国も最初は真面目に取り合わない
苦しめられるのは一般の人たちだけ
こういう弁護士さんがいれば本当に助けられます
でも時間も費用もかかるから訴える方も大変なのは確か
相手が大きければ大きいほど根性がいる
しかしそれをしないと世の中は変わらない
未来への警鐘ですよ
しかしアン・ハサウェイさんの役どころは今までとは全然違う
あのまぶしい輝きを表に出さず、じっと耐えてついて行く
まだまだ成功とは言えませんが新境地です